インストラクターおすすめ！沖縄本島上級者向けダイビングスポット3選！

日本人だけでなく世界中のダイバーからの注目度が高い沖縄の海。
沖縄のダイビングポイントは無数にあり、初心者でも楽しめる海から上級者しか行くことのできない難易度の高い海まで様々です。
この記事では、アドバンスドオープンウォーター(AOW)のライセンスをお持ちで、経験本数50～100本以上の中級者～上級者ダイバーにおすすめの沖縄本島ダイビングスポット3選を紹介します。

恩納村エリア人気No.1：万座ドリームホール

恩納村エリアのダイビングポイントといえばここ！万座ドリームホール！
名前からして魅力的です！
恩納村エリアには、万座ドリームホールの他にも「オーバーヘッドロック」や「ホーシュー」といった代表的なポイントがあります。
同エリアには素晴らしい地形ポイントが多く、その中でも万座ドリームホールはダイバーに大人気のポイントとなります。
水深約5mの水底に約2mの穴が空いており、そこを1人ずつ潜降していきます。
潮の流れが強いことがあることに加え、最大水深は約30mとなっていることから、AOWライセンスを持った中級者以上のダイバー向けのポイントとなっています。
水深が深いことに加え、洞窟の中を移動しますので、ダイビングコンピュータと水中ライトは必須となっています。
水底から降りてきたトンネルを見上げると光が差し込み、幻想的な光景を見ることができます。
また、洞窟を先へ進むと大きな出口にたどり着き、そこにはリュウキュウハタンポが群れていたり、水底でネムリブカを見れることもあります。

沖縄本島最強ポイント：トライアングル

沖縄本島最強ポイントといえばここ！トライアングルです！
トライアングルは那覇市の港からボートで約40分ほどのポイントです。
水底には漁礁が沈められ、様々な種類の魚影を見ることができます。
季節にもよりますが、オオカマス、テングハギモドキ、ハマフエフキ、バラフエダイ、ツムブリ、ギンガメアジ、ロウニンアジの群れに加え、シュモクザメやカマストガリザメ、過去にはホホジロザメが出現したこともあるようです。
ただ、遮る島等が何もなく外洋のため、船は結構揺れます。
船酔いに弱い人には過酷なダイビングとなるかもしれません…。
また、水底が40mよりも浅いところがなく、基本的にドリフトダイビングとなります。
ドリフトダイビング経験者でガイドの指示をしっかりと守り、ご自身の残エアや水深等を自己管理できる上級者ダイバーでないとツアーに参加することはおすすめできません。
これらの条件をしっかり守れる方にとっては、とても刺激的で他ではできないようなダイビングスタイルなので十分に楽しむことができると思います。

国内最大級沈船ポイント：USSエモンズ

国内最大級のUSSエモンズが沈む場所には、沖縄県北部に位置する古宇利島の漁港からボートで約15分で到着します。
USSエモンズは第二次世界大戦時に活躍したアメリカの駆逐艦で、日本の神風特攻隊に攻撃され、機密漏洩を防ぐために自沈した戦艦です。
水深約40mに全長106mの戦艦が、若干の老朽化はあるもののほとんど原型をとどめたまま鎮座しています。
このポイントは、時折潮の流れが強く、水深が40mあることからも、100本以上のダイビング経験（ショップによる）があり、自己管理がしっかりできるダイバーしか潜ることはできません。
潮が急に流れることもあるので、潜降・浮上は必ずロープを掴んで行います。
潜降していくとだんだん見えてくる戦艦の全景に感動することでしょう。
船首から見る船全体の景色や、巨大なスクリュー、砲台、攻撃を受けたであろう破孔、砲弾等、当時のまま見ることができます。
戦跡好きにもたまらないポイントとなっております。
ですが、アメリカ人にとっては神聖な場所の一つ。
過去には砲身にまたがって写真を撮ってSNSにアップして炎上した事例も…。
哀悼の意を込めて潜らせてもらいましょう。

沖縄本島上級者向けダイビングスポット3選まとめ！

今回は

• 万座ドリームホール
• トライアングル
• USSエモンズ

の3つをご紹介しました。
紹介した3つのダイビングスポットの他にも沖縄本島には本当に数えきれないくらいたくさんの素晴らしいダイビングスポットがあります。
上級者向けとしたのはあくまで参考ですが、潮の流れが速かったり、通常より深度が深いポイントになります。
ガイド任せではなく自己管理を徹底して安全に沖縄の海を楽しんでください！