【こんな方は要注意!】私たちが初めての沖縄シュノーケリングを楽しめなかった理由とは?

LINE登録バナー

「ダイビングの世界は綺麗で美しい」
「シュノーケリングなら初心者でも安全に楽しめる」

沖縄で初めてのダイビング・シュノーケリングをお考えの方のなかには、このように思っている方も多いのではないでしょうか?

ネット上を検索すると、まさに水のように湧いて出てくる、美しい水中の世界。
しかし誰もがその美しい世界を、安心で安全に楽しめるとは限りません。

実際、私は彼女と訪れた初めての沖縄旅行で、体験したシュノーケリングが楽しめませんでした。
その後二人で移住しましたが、一度も海には入っておらず、どちらも海は眺めるだけのスタイルに……

そこで今回は私たちが初めての沖縄でのシュノーケリングを楽しめなかった理由を4つ、ご紹介いたします。
「自分も当てはまるかも」と感じた方は、ぜひダイビングやシュノーケリングが楽しめるかどうか、再考するきっかけにしていただければ幸いです。

沖縄シュノーケリングを楽しめなかった理由①:体力不足

©OCVB

私たちが体験したのは、真栄田岬から出発し、泳いで「青の洞窟」へと向かうシュノーケリングコースでした。

青の洞窟でのシュノーケリングの種類

青の洞窟でのシュノーケリングでは、多くの事業者さんで以下の2種類のコースが提供されています。

  • 真栄田岬から直接泳いで向かう「ビーチエントリー」
  • ボートで青の洞窟の近くまで行ってそこから泳ぐ「ボートエントリー」

ビーチエントリーのほうが価格が安いものが多くことから、海の景色も楽しめるだろうと、とくに深く考えずにビーチエントリーを選びました。

真栄田岬から青の洞窟への距離

しかし本当に問題だったのは、真栄田岬から青の洞窟への「距離」
実は、真栄田岬から青の洞窟へビーチエントリーで行く場合、およそ100mの距離を泳ぐ必要があります。

初めてのシュノーケリングをワクワクしながら調べている間は、大した距離ではないと思うかもしれません。
しかし「学校の25mプール2往復分」と考えると、意外と長い距離であることに気づくのではないでしょうか。

体力がない方のビーチエントリーは要注意

自分は運動部に所属しており、水泳の経験もあったため、少しの余裕を持ちつつ、なんとか青の洞窟に辿り着くことができました。
しかし彼女は部活動などの経験もまったくなかったため、洞窟に着いたときにはほとんど体力はゼロ。
後から聞いたところ「景色を楽しむ余裕なんてなかった」といっていました。

幸いなことに、事業者さんからの事前のレクチャーは手厚く、コースの道中も私たちのことを気にかけながら先導してくださりました。
またスイムスーツや浮き輪もしっかりとしたものを準備してくださったので、体験環境はかなり充実していたと思います。

それでも体力がない者にとっては、ビーチエントリーでの体験は厳しいと感じざるを得ませんでした。
「体力に不安があるけど青の洞窟を楽しみたい」方は、ボートエントリーでの体験をおすすめします。

沖縄シュノーケリングを楽しめなかった理由②:意外と海の底が見えない

©OCVB

沖縄でのシュノーケリングといえば「綺麗な白砂の海底が見える浅瀬で、色とりどりの魚たちとたわむれる」イメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実際、私たちもそのようなイメージを持ち、真栄田岬でのシュノーケリングに望みました。

しかしいざ海に入ってみると、意外と海底が遠い。
なかには暗くて見えないほど、深くなっているところもあり、事前に想定していなかった私は恐怖を感じました。

初ダイビング・シュノーケリングで要注意な「海洋恐怖症」とは?

私も後で知りましたが、このような底の見えない深い海や、陸から離れている海など、海に対して恐怖を抱く症状を「海洋恐怖症」といいます。
海洋恐怖症は、高所恐怖症や閉所恐怖症などの不安障害の一種です。
海洋恐怖症の症状としては、以下のものが挙げられます。

  • 不安感や不快感
  • 眩暈(めまい)
  • 動悸
  • 吐き気
  • パニック発作

しかし恐怖を感じるような広大な海は、実際に潜ってみるまでどのような景色が広がっているか分からないことも多く、体験してから気づくことも多いでしょう。
私は海に潜るのが怖くなっただけで済みましたが、場合によってはその場で動悸やパニックを引き起こしてしまう可能性も否めません。

そのためすでに別の恐怖症を抱えている方や、海に対して不安のある方は、注意して体験コースを選ぶことをおすすめします。

沖縄シュノーケリングを楽しめなかった理由③:洞窟内に人が多くて混雑している

そんな体力のなさや恐怖を乗り越えつつ、やっとのことで青の洞窟に辿り着きましたが、そこでもあまり楽しめなかった理由がありました。

それは「人が多すぎる」こと。

洞窟内は多くの人で混雑しており、幅が狭い場所では距離感に注意しながらすれ違う必要があるほど、ごった返していました。
またその当時は海外からの観光客の方が多かったこともあり、洞窟内はまるで大衆レストランのような賑やかさ。

雑誌やインターネットで見ていた「青くて静謐なイメージ」の青の洞窟は、どこにもありませんでした。

青の洞窟が混雑する季節や時間はいつ?

私たちが訪れたときはとても賑やかでしたが、青の洞窟はいつでも混雑しているわけではありません。
青の洞窟が混雑しやすい状況としては、以下の季節や時間が挙げられます。

  • 7月上旬から9月末
  • ゴールデンウィークなどの大型連休
  • 朝の8時頃から15時頃

やはり沖縄全体が観光客の方で賑わう、夏場や大型連休の際に、青の洞窟も混雑するようです。
また多くの観光客の方が活動しやすい午前中から夕方前にかけても、混雑しやすいといえます。

そのため青の洞窟をしっかり楽しみたい方は、混雑しない季節や時間帯に訪れることをおすすめします。
また8時より前の早朝や日没前であれば、さらに人が少ない神秘的な青の洞窟を楽しめるそうです。

沖縄シュノーケリングを楽しめなかった理由④:トイレができない

ビーチエントリーの場合、青の洞窟をある程度体験し終わったら、行きと同じように泳いで真栄田岬まで戻る必要があります。
しかしここで意外と困ってしまったのが「トイレができない」ことでした。

ビーチエントリーでは、真栄田岬を出発してから再び戻ってくるまで、合計でおよそ1時間ほどの時間がかかります。
もちろんその間はずっと海にいるわけなので、用を足すことができません。

私たちは出発前に一応トイレを済ませていたのですが、それでも帰途に就く頃には尿意が。
帰り道では魚たちへの餌やり体験がありましたが、尿意を我慢するのに精一杯で、せっかくの熱帯魚とのふれあいを心から楽しむことはできませんでした。

ダイビング・シュノーケリング中のトイレを避ける方法

もちろん事前にトイレをしっかり済ませておくことがもっとも重要ですが、慣れない環境では尿意が近くなってしまう方もいらっしゃると思います。
ダイビングやシュノーケリングでのトイレを避けるためには、以下のポイントに注意しましょう。

  • トイレは海に入る直前に行く
  • ダイビング・シュノーケリング前は利尿作用のある水分は控える
  • 身体が冷えないスイムウェア・スーツを選ぶ

やはりいちばんの対策は、なるべく海に入る直前にトイレを済ませておくことです。
真栄田岬には公衆トイレが備えられているので、そちらを利用すると良いでしょう。
またしっかりとした事業者さんであれば、事業所にトイレがあることも多いので、出発前にそちらで済ませておくのもおすすめです。

もうひとつの対策は、入水前に利尿作用のある水分を摂るのを控えること。
とくにコーヒーや緑茶などのカフェインを含むドリンクは強い利尿作用があるので、ダイビング・シュノーケリングに臨む際は避けておくと良いでしょう。

さらに冷たい海水によって身体が冷えることも、トイレを近くする要因になってしまいます。
保温性の高い厚手のスイムスーツなどを利用することで対策できますが、体験ダイビングやシュノーケリングではウェアをレンタルすることがほとんどなので、対策が難しいことが多いです。
そのためトイレの近さが不安な方は、体験を依頼する事業者にトイレについて事前に相談しておくと良いでしょう。

まとめ

インターネットやSNSで見るダイビング・シュノーケリングの世界は、息を呑むほど美しく、誰でも簡単にできそうだと感じてしまうかもしれません。
しかし今回ご紹介したように、体験する方の体力や体調、体験時の海の状況によっては、理想どおりに楽しめない可能性も大いにあります。
少しでも当てはまると思った方は、これまでのコースやプランを見直し、自分に合ったダイビングやシュノーケリングがないか、検討してみてはいかがでしょうか?

「沖縄安全体験ダイビングセンター」では、今回ご紹介した以外にもさまざまなダイビング・シュノーケリングの体験談をご紹介しております。
より自分に近いケースを知りたい方は、そちらも併せてご覧ください。

沖縄で怖かったダイビング体験談を集めました#1
沖縄で怖かったダイビング体験談を集めました#2

ご予約・お問い合わせ

Reservation & Contact

ご予約・お問い合わせ

Reservation & Contact