インストラクターおすすめ！石垣島のダイビングポイント3選！

石垣島は沖縄県の離島の中でも、羽田空港や関西国際空港等から直行便が運航しているアクセスの良い離島です。
また一年間を通して温暖な気候なので、一年を通してダイビングを楽しむことができるスポットとなります。
石垣島と言えば有名なのは、ダイバーに大人気のマンタに会える確率が高いこと。
国内だけでなく世界的にも有名になった石垣島でのダイビング。
マンタだけではなく島の周りには数多くの美しいサンゴ礁が広がっており、ダイビングポイントも豊富にあります。
そんな数々の魅力的なポイントの中でも、石垣島に遊びに来るダイバーに特に人気のポイントである

• 川平石崎マンタスクランブル
• ヨナラ水道
• 西表島・野原曽根

を紹介します。

石垣島のダイビングスタイル

石垣島でのダイビングは基本的にボートダイビングです。
1日2ダイブにするか、午前中に2ダイブした後、船上でランチを食べてから午後1ダイブというスケジュールがほとんどです。
石垣島には初心者から上級者ダイバーまで楽しめるポイントがたくさんありますが、アドバンス(AOW)ライセンスを持っていないといけないポイントもありますので、十分に満喫したい方はぜひともアドバンス(AOW)ライセンスを取得してから行きましょう。

石垣島オススメポイント

石垣島でダイビングをする時には、どのエリアに滞在するかをまず決めるのが大切です。
エリアは大きく3つ「北部エリア」、「川平エリア」、「市街地エリア」に分けられるかと思います。
どこのエリアに滞在するかでダイビングスタイルは変わってきますし、宿が近ければ往復送迎もしてもらえることが多いです。
市街地エリアに滞在すれば、ダイビングショップはもちろん飲食店や宿泊施設もたくさんあるので何かと便利かと思います。
そんな中心地から行くことができるオススメ3つのポイント「川平石崎マンタスクランブル」、「ヨナラ水道」、「西表島・野原曽根」を紹介していきます。

石垣島おすすめダイビングスポット1:川平石崎マンタスクランブル

ポイント名の通り高確率でマンタに遭遇することができるポイントとなっています。
世界的に見ても指折りのマンタ遭遇ポイントです。
ポイントの水深は10～20mほどで潮の流れはあまりないため初心者から上級者まで楽しめるポイントとなっています。
この川平石崎マンタスクランブルにマンタが集まるのは、ここにマンタのクリーニングステーションがあるためと考えられています。
マンタは体についている寄生虫を小魚等に食べてもらうためにこのクリーニングステーションに集まります。
なお、マンタには通年会える可能性がありますが、もっともマンタの数が増えるのは9～11月初め頃となります。
川平石崎マンタスクランブルは石垣島の北西側に位置していることから11月中頃～3月頃にかけては北よりの風が吹くことが多くなるのでポイントに行くことが難しくなります。
もしマンタと遭遇したら「触らない」、「近づきすぎない」等のルールを必ず守りましょう。
興奮して追いかけてしまうダイバーも多いのですが、インストラクターの注意事項をしっかり守って楽しみましょう。

石垣島おすすめダイビングスポット2:ヨナラ水道

ヨナラ水道とは、西表島と小浜島の間にある水道のことを言います。
ここでも憧れの大物マンタに遭遇することができます。
ですが、4～5月は禁漁期間となるためヨナラ水道でダイビングをすることはできません。
ヨナラ水道の特徴は、砂地にマンタのクリーニングステーションに使えるような根（大きな岩）がたくさんあります。
ですが、水深は深いところで28mほどあり流れも強くなることが多いため中～上級者向けのポイントとなっています。
マンタに会えるまで泳ぎまわったり、流れの中砂地や岩に掴まって待ったりするので結構疲れます。
運が良ければマンタトレイン（マンタが1列になって泳ぐこと）を見ることができるかも？

石垣島おすすめダイビングスポット3:西表島・野原曽根

西表島にある野原地域の沖にあるポイントです。
ドリフトダイビングが主流で、一番浅いところでも30mほどあり流れもあるので中～上級者向けのポイントとなります。
深いポイントとなるため、潜水時間は限られますが、マンタはもちろんイソマグロやギンガメアジ、バラクーダ等の群れを狙うことのできる超大物ポイントです。
大物が現れるといろんなことを忘れて追いかけてしまいがちですが、残圧と滞在可能時間(NDL)の確認を怠（おこた）らないよう安全に楽しみましょう！

石垣島おすすめダイビングポイントを最大限楽しむには？

石垣島の多くの有名ポイントに潜るには水深が深いところや流れの速いポイントもあることからライセンスはアドバンス(AOW)のライセンスを取得しておくことをおすすめします。
また、ご自身のダイビングコンピュータやシグナルフロートを持っている人が理想的です。
持っていない人はショップからレンタルしましょう。
安全にダイビングを楽しむには、自身の残圧や滞在時間(NDL)のこまめなチェックは必須です。
これらを守って安全に石垣島の海を楽しみましょう。