沖縄で安全かつ適正なマリン事業を推進している沖縄安全体験ダイビングセンターです。
今回は楽しい沖縄旅行が一瞬にして恐怖に変わった、ダイビング体験者Aさんのお話をお届けします。
憧れの南国の海。
ワクワクした気持ちで体験ダイビングへ
長野生まれで山に囲まれて育った私(ダイビング体験者A)。南国の海への憧れもあり、沖縄を訪れた際は絶対にダイビングをしようと決めていました。海の中で熱帯魚と戯れたり、写真を撮ってもらったりとワクワクした気持ちで気軽に初めての体験ダイビングを予約しました。
学生の頃は水泳も得意でしたし、運動神経も悪い方ではなかったので、初めて体験するダイビングに対して不安な気持ちは一切ありませんでした。
しかし、浮かれていた私に悲劇が起こります。
慣れない口呼吸でパニックに
ダイビング当日はGWということもあり、他にもたくさんのダイビング参加者でにぎわっていました。陸上でのインストラクターからの説明や注意事項はとても簡単なものでした。
水に慣れながら水中での呼吸方法の指導、実際に水中で呼吸の練習を5分程度行いました。
いざ楽しみにしていたダイビング体験へ。しかし、5分程度の練習では慣れない口呼吸を行うことがどう頑張ってもできませんでした。途中まで潜ったものの鼻呼吸になってしまった瞬間にパニックを起こし、『死ぬ』と思い暴れてしまいました。水泳が得意だった私にとって、溺れる感覚を生まれて初めて経験したのです。
その後も途中の耳抜きがうまくできなかったり、海中で呼吸が出来なかった恐怖心をずっと引きずっていたり…。終盤でようやくコツをつかみ、手で鼻をつまみながら、なんとかダイビングを終了することができました。
命の危険を感じながらのダイビングだったので、「私には向いていない、もう二度とダイビングはやらない」と心に決めました。
海中でパニックになる要因と
お店選びのポイント
潜水事故になりうるパニックの要因
- 呼吸が出来ない
- 耳抜きが出来ない
- 鼻から水が入ってきた
- 水深が深くて怖くなった
- ダイビング器材をうまく使えなかった
どんなお店で体験ダイビングすればよかった?
- インストラクターが丁寧に説明、講習を行っている
- 説明~ダイビング終了まで2時間以上の時間をかけている
(初心者の場合、集合から解散までが1~2時間ほどの場合は注意が必要) - 鼻から水が入ってきた
- 水深が深くて怖くなった
- 価格が安すぎる激安ショップは注意!
ダイビングは、安心・安全だったら楽しい!
ダイビングで人生観が変わるほどの感動を体験する方が多いのも事実。
ダイビングで安心・安全を確保するためには、15,000~20,000円が適正価格と言われています。
- 価格が少し高いと感じても質の高いお店を選ぶ。
- インストラクターの目が行き届くように少人数制の体験ダイビングを選ぶ。など
あらかじめ体験ダイビングについて予習をしておくことも重要です。
これから沖縄でダイビングを体験する方に少しでも参考になれば嬉しいです。